「声が良くなる」ことだけが前進ではない

「声が良くなる」ことだけが前進ではない

声の不調に悩まされている最中は、とにかくいろんな変化に敏感になるものです。

一進一退をくりかえす毎日の中でも、なるべく多くの改善実感を得たいものですね。

僕は発声障害のリハビリにおいて

「声が良くなる(出やすくなる)」ことだけが改善ではないと思っています。

たとえば、前よりも自分の心身の変化に敏感に気付き、労われるようになるとか

声の調子が悪くなっても、すばやく復調できるようになったとか

前は嫌いで仕方なかった声の録音にチャレンジしてみる気になったとか

じつは「前に進んでいる」証しは、いろんなところにあらわれてきています。

目標として”声が出やすくなる”という事以外にも注目しながらリハビリに取り組んでみると

思わぬ嬉しい発見に出会えるかもしれません。

ぜひ、あちこち観察しながら探してみて下さいね。

ボイスケアサポーター 田中眞

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「声が良くなる」ことだけが前進ではない

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