腹式呼吸や姿勢矯正、鼻腔共鳴など
発声障害の克服という意味だけではなく「声をよくするための方法」というのはたくさんあります。
僕も自信が発声障害に悩まされている時、ひととおりのことは試し切った記憶がありますね。
その経験を通して見えてきたことは
自分の声をつくり上げるのはオーダーメイドだという事。
“型”にはまらなくても良いんだなという事。
「声に良いとされているもの」が受け付けられなかったり
これは合わんだろーと思ったものが逆にしっくりきたり。
そんな繰り返しだったと思います。
一般に「良いとされている」テクニック等というのは万能である一方で
それを追い求めすぎることで自分自身の心身をないがしろにしてしまう場合があります。
大事なのは
自分がどういう声を出したいか
それを実現させるためには具体的にどんな道筋をたどるべきなのかを
徹底して考えていくことなのかもしれません。
もちろん、いちど型にはまって試してみるというやり方も良いと思いますが
そこでうまくいかなくてもガッカリする必要はない、と思います。
その”スーツ”は、たまたまあなたのスタイルに合っていなかっただけ。
お医者様やボイストレーナー、そしてなにより自分自身に「さて、自分はどんな風に声を出したいんだろう」と深く問いかけながら
あなただけの声をオーダーメイドしていってくださいね。
ボイスケアサポーター 田中眞
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