ボイストレーニングによって声の不調を改善させていくには
身体への知覚認識力を高めていくことが重要となります。
のど、あるいは身体全体へと知覚のアンテナを巡らせることで
症状改善への糸口を見つけていく…というわけですが
なんだかちょっと難しそうでつい身構えてしまったり、面倒に感じる方も多いのではないでしょうか。
発声法を学ぶ、知覚認識力をたかめる、などと考えると
なんだか複雑、ムズかしい雰囲気がありますが… たぶん思っているより大したことないです。
タイムリーな話題で例えると、SNS上で
新型コロナウィルスのワクチン副反応ツイートを見かけたことはありませんか?
ワクチン接種から○○時間経過、身体の状態は○○なので○○をして対応。
人それぞれ気づくポイントは微妙に異なれど、そのような経過の記録が大体だと思います。
発声障害のリハビリも、ほぼ変わりないです。
- 自分が今どんな状態で
- どのような反応が心身にあって
- それに対して何をして
- 結果どうなったか。
- これからどうしていきたいか。
発声障害ボイトレもこれの繰り返しです。
言ってみればほぼ、自分の心身との対話に終始しているといえます。
発声法や解剖学の本を手に取ったりするのは、そうした「記録」をとっていくうちに
自分(人間)の身体に興味が湧いてきたら、で構わないと思います。
知覚認識力をUPし、リハビリに取り組む際にはぜひ経過の記録から始めてみて下さいね。
ボイスケアサポーター 田中眞
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