【発声障害】意識を”足す”ばかりが、発声を改善させる手段じゃない。

今日の "Bis!!"

発声障害を克服するために

ひとりでボイストレーニングに励んでいた時の頃

「あれ、これは声を出す前にあれこれ準備をしない方がうまくいくな」

と思える場面が何度もありました。

発声障害に陥ると、”自然に声を出す”ということが非常に難しくなります。

神経や筋肉などの器質的な問題なのか、精神的な問題なのかはさておいて…

「自然」→無意識に動かせるはずの運動システムが根本からエラーとなっているため、「自然」に身を委ねると筋肉が過緊張を起こし、声がうまく出ないのです。

声の不調に陥った僕たちは、そんな状態を

つぎは声を出す前に息を沢山吸おう、とか

身体の緊張状態をどのくらいにしよう、など

いろんな”意識”をもって解決を図るわけです。

これまで『無意識』にしていた発声運動に、『意識』を介入させる…といったところでしょうか。

ですがある程度、そういった対策が進んでいくと冒頭のように「何も意識しない方がうまくいく」事象が発生したりします。

理由は人によって異なる(体調や心理状態、場所などによる)のですが

トレーニングによって積み重なった新たな発声法が無意識にできるようになった、と考えるのが

精神衛生上、一番良い気がしますね。笑

何も考えないことも、立派な対策です。

呼吸や姿勢などを意識していく、いわゆる「足し算的な対策法」だけではなく

意識していることを一つずつやめてみる、「引き算的な対策法」もまた

試していくとトレーニングの幅も広がっていくのではないでしょうか。

ボイスケアサポーター 田中眞

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