マスク着用時に気を付けたい発声のポイント5選

マスク着用時に気を付けたい発声のポイント5選

こんにちは。ボイスケアサポーターをしています田中眞です。

新型コロナウィルスの感染拡大に歯止めがかからない昨今・・・

感染そのものに対してはもちろんのこと

声の不調を抱える方々の問題としてはやはり「マスクをしていると余計に声が伝わらないこと」だと思います。

そこで今回はマスクをつけているときに気を付けたい発声のポイントをいくつかご紹介したいと思います。

もくじ

なぜマスクをしていると言葉が伝わりづらい?

当たり前と言われてしまうかもしれませんが、

そもそもどうしてマスクをつけているときは相手に言葉が伝わりづらいのでしょうか。

➀声=音の波を遮ってしまうから

まずマスクという壁を口の前につくることによって、声=音の波を遮ってしまうことが挙げられます。

手で口を覆われているのと似たような状態なわけですから、声が前に飛ばないことは明白といえます。

➁視覚的に何をしゃべっているのか判別しづらいから

相手の口元をはじめ顔全体の動きが見えにくくなることで、

視覚的に相手が何をしゃべっているのか判別しづらいことも挙げられそうです。

人の口の動きを見ると、言葉の内容だけではなく声色や距離感も伝わってくると思います。

視覚は声においても重要なのかもしれません。

➂物理的距離がひろがったから

マスクと直接関係はありませんが、

ソーシャルディスタンスの旗の下、単純に人との物理的な距離がひろがったことも原因の一つと考えられます。

④話はじめのタイミングがつかみづらいから

これは個人的な意見なのですが・・・

マスクをつけていると相手が話し出すタイミングが分からず、加えて何だかいつもより早口に聞こえる気がします。

自分に聞き取る態勢が整っていないうちに話されてしまうので、繰り出される言葉の処理に脳が追いつかないというか・・・(共感者募集中です)

いずれにしても、言葉が伝わりづらくなる要因は、単に音量が小さくなるからだけではないと言えるかもしれません。

マスク着用時の発声ポイント5選

ではマスクをしている時は、どんなことに気をつけながら声を出していけばよいのでしょうか。

大きく5つのポイントを考えてみましたので、実践しやすいものから取り入れて頂ければと思います。

➀眉を上げて話す

眉を上げて話すようにすると、ハリのある声を生み出すために必要な「軟口蓋を引き上げる」フォームを構築しやすいです。

ハリのある声は小さな労力でもよく通るので、喉周りに負担がかかりにくくなります。

眉を上げて話すことで表情も明るく見えますよ!

➁ちょっとだけゆっくり話す

ちょっとだけ、というのがミソになります。

ゆっくり話そうとしすぎると吐く息のスピードまで損なわれ

かえって身体が苦しくなり結果としてフォームを崩しやすくなってしまいます。

あくまでマスクをつけていない時と同じ呼吸のテンポとスピードを保ったまま「ちょっとだけ」ゆっくり話すことを心がけてみてください。

➂話す直前にアイコンタクトを使う

話そうとする直前、

アイコンタクトを使って相手に「私はこれからあなたに話しかけますよ」という意思表示を出すことも有効です。

すこし細かいお話になるかもしれませんが

息を吸ってからアイコンタクトをしてしまうとどうしても吸った息を止めたまま相手の方を見がちです。

なるべく吸う→吐くの流れを止めない方がよいと思いますので、

できれば息を吸う前にアイコンタクトをするか、息を止めずにアイコンタクトが出来るよう工夫してみてください。

④子音を立てて話す

これはある程度声が安定して出せる時のみ試していただきたいテクニックです。

[s][t][p][k][ʃ]など、無声音で発声できる単語に関しては無理して有声音にしようとしなくても発音できます。

声帯を閉じずに息が通る音だけで構成される無声音なら、声帯に負担は一切かかりません。
例)→ 「[し]ま[し]た。」「で[す]。」など

かならずしも声帯を閉鎖しなくてもだせる言葉は意外と多いので、

日々のお仕事や現場でよく使うフレーズを一度ノートに書き出してみて、無声音で発音できるかどうか検証してみてもいいと思います。

⑤「ながら発声」をやめてみる

人間の脳とは不思議なもので

マスクをつけている状態だと、本人は無意識であってもほんの少しだけデフォルトの声量を大きくしているのだそうです。

脳に言わせれば「この布が口の前にあっては相手に言葉が聞こえないだろうな・・。よっしゃ音量上げたろ」といったところでしょうか。

しかしパソコンのキーボードを打っていたりスマホを見たりしながら話すと、脳のリソースが手に割かれ音量を調節することが難しくなります。

脳のサポートを十分に受けるためにも、話すときは話すことに集中してみてはいかがでしょうか。

ただし集中しすぎて逆にぎこちなくなってしまっては自然な発声フォームが崩れてしまいかねません。

「ながら発声」をした方が声が安定するというのなら、僕はその方がいいと思います。

最後に

いかがでしたでしょうか。

ただ声を大きくする以外にも、自分の言葉を伝える方法は色々とあるんだなと思って頂けたら幸いです。

それでもどうしても言葉が上手く伝わらず、相手に聞き返されることがあったとしても落ち込むことはないと思います。だって、マスクつけていたらたとえ発症していなくとも声は聞こえづらくて当然ですから。笑

それでも感染予防のためにもマスクはしっかりつけて、コロナも声の不調も乗り切っていきましょうね!

それでは。

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