知覚認識力をたかめ、発声障害を改善する

知覚認識力をたかめ、発声障害を改善する 発声障害

こんにちは。ボイスケアサポーターをしています田中眞です。

発声障害の症状を改善していく上で重要となる知覚認識力。

このブログ内でもたびたびこのワードを使わせて頂いていますが、あらためてどのようなものか説明していきたいと思います。

知覚認識力とは?

知覚認識力とは

自分の身体をどのように動かすとどのような結果(声)が表れるのか、あらゆる身体感覚を用いて認識する能力のこととしています。

「知覚」とはそもそも外界からもたらされた刺激に対し、感覚器官を通じてとらえていくこと。

少々強引ですが・・・

僕は自分の身体から発せられた「音」を外界からの刺激として切り離し、それを客観的に認識していくことが大切だと思っています。

すこし分かりにくくなってしまいましたが、要するに

いかに「きれいな声」ではなく「きれいな声を作るための身体」に注意を向けられるかがポイントだ、ということですね。

身体の大きさや機構、機能を頭の中でより正確にイメージしていくという面で「ボディ・マッピング」ととてもよく似ていると思います。

僕の中では別物として考えるつもりはないのですが、まだまだそちらの知識と経験が深くないので誤解を避けるために別の言い方をしています。

知覚認識力を高めるためには

自分の身体がどのようなはたらきをしているか・・・

それらを感覚としてとらえることが出来れば、フォームを整えるのに役に立ちますし、「成功体験」を再現しやすくなります。

「フォーム」と「成功体験」について書いた記事はこちらです。

ここからは知覚認識力を高めるためのちょっとしたコツを書いていこうと思います。

基本は「I see,and…」というスタンス

まずは、どのような結果になろうとも一度は受け止めてみてください。

「全ッ然!思い通りの声がでてないからダメ!」といきなり拒絶するのではなく

「声が掠れてうまく出なかった。ではその時はどんな身体感覚だったかな?」と思い返す余裕をもつことが大切です。

じぶんの声を突き放すことなく「I see,and…(なるほど。では・・・)」と一旦は受け止められるスタンスを貫ければよいと思います。

なんとなく、をなるべくなくす

「今日はなんとなく調子がいい。」

なんとなく声が出にくい気がする。」

という意識をできるだけなくし

「今日はきちんと軟口蓋を閉じられているから調子がいい。」

舌根が凝り固まっているから声が出にくい気がする。」

など、なんとなくの部分になるべく具体的な理由を添えられるようにしていきましょう。そのためには否応にも知覚認識を用いた理由付けが必要になってきます。

身体感覚で認識するのが難しい、ニガテだという方はまずは

今日は○○さんと会うのが楽しみだから調子がいい。」

バイト初日で緊張しているから声が出にくい気がする。」

など、メンタル面からの理由づけから始めるとやりやすいかもしれません。

筋肉や器官の名前をしらべて「感覚」を具体的にしていく

医療関係者やボディセラピストなどのお仕事についていない一般の方でも

人間の身体構造が詳しく載った本やインターネットページは多数存在します。そこに載っている筋肉や器官を名前といっしょに自分の中でイメージできれば

あやふやだった「感覚」に具体的な名前とともに身体の動きを想像することが出来ます。

例)首の姿勢を正すと声が出やすい→肩甲骨を寄せ、頚椎の安定化と胸鎖乳突筋の緊張を除いたことが喉周りの筋肉の脱力に繋がった・・・など

ただし調べすぎも考えかたが偏ってしまうので注意が必要です。何事もほどほどに、ですね・・・

最後に

いかがでしたでしょうか。

僕もこれまで繰り返し色んなトレーニングをためしてきましたが

すべては知覚認識力を高めるためのきっかけだったなぁと思うことはとても多いです。それまで毎日の調子に一喜一憂していただけだった僕のモチベーションは、知覚認識を意識した段階から劇的に変わったと確信しています。

みなさまも是非、この機会に自分の感覚に目を向けてみられてはいかがでしょうか。

それでは。

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